魚沼産しおざわコシヒカリ
 高橋農事

生産農家から直接お手元へ
自家栽培米以外は販売していません
   農場紹介  お米の販売   自己紹介   特定商取引法   トップページ

お米の品質、食味について

 米は外見を見る等級検査と内面を見る食味検査がありますのでそれぞれ個々に考えてみます。

お米の等級検査

 米穀検査と言い米穀について品位等検査を受けるものです。
 等級による整粒割合などは
等級 整粒割合 異物混入 含有水分
70%以上 15%以下 15%以下
60%以上 20%以下 15%以下
45%以上 30%以下 15%以下







 以上となっています。またJAS法で検査証明を受けていない米についての産地、品種、産年などの表示はで 来ません。
 検査は下の写真のように白と黒のトレイに乗せて整粒具合を見ますちなみにこの写真の米は家の1等の米で すが白、黒比べると随分見え方が違うのが分かると思います。

食味検査

 近年食味計が開発され点数表示出来る様になりましたがその前は官能検査と言って、米の「白さ」や「つや」  と いった外観、香り、味、口当り、粘り、柔らかさ(硬さ)などを評価する方法が取られていました。
 食味計では以下の成分を測定して点数評価しています。
  ・アミローズ・・・米の粘りに影響する、数値の低いほうが粘りがある。
  ・タンパク質・・ 窒素肥料の多少に影響する、数値が高いと食味の低下要因となる。
  ・水分  ・・・・ 食味を左右する主要素
  ・脂肪酸化度・ 古い米ほど酸化が進む
 以上のように 食味計で測る成分は水分、たんぱく質、脂質、デンプンなどで食味要素のほんの一部です。確 かに点数が高くなるほど美味しいのですがあくまでも目安で考えるべきで人それぞれ好みが違いその人がうま   いと思ったのが一番だと思います。沢山食べ比べてください。
 またコメの生産における食味要因はほぼ解明されています1番目が品種、2番目が産地、3番目が気候、4  番 目が栽培方法です。人為的にできるのは4番目の栽培方法だけですが良い土を作り稲の育ちたいように 育てれ ば今のような異常気象に左右されない美味しいお米ができるのではと考えます。たまたま気候と栽培 方法が相性がよくいいお米ができることもありますが平均していいお米を作り続けるならここが肝心です。

 上の写真は農協へ出荷された米についての食味結果表です。

Mail 高橋農事  高橋郁朗
949-6437 新潟県南魚沼市中野124
  п@025-782-2457(fax共)