コシヒカリ農家の作業日誌
2010.7月
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7/29(木) 待望の雨。

梅雨明け宣言後18日〜26日まで快晴続きで、ここ2日は夕立が来そうな雲行きなのになぜか家のあたりはパラパラ程度しか雨が降らなかったのですが今日は朝から雨降りで焼けた地面が久々に潤いそうです。

 
  朝はコンクリートには水溜りが出来てます。           夕方、農道の轍に水溜りはありません。

夕方、田圃を廻ってみましたが雨の量はたいして降ってないです、大雨も困りますがもうチョッと降ってもらいたかった。まぁ、明日も傘マークの予報なのでいいんですけどね。


7/25(日) 穂肥散布。

今日はいよいよ慣行栽培の田圃に穂肥散布です。稲の葉色を見ながらの散布作業です。

             
                     AM8:00陽射しが熱い。

穂肥は直接収量に影響する肥料ですが散布量によっては食味にも影響します、それぞれの田圃の土質、葉色、天候の予測で散布量を変えます。簡単に言えば今までの経験と感ですね。


7/24(土) 田圃の中の花。

田圃の中に白い花を発見!オモダカと言う雑草の花です、特別栽培の田圃では完璧な雑草処理は難しく多少は共存しています。

             
                       可憐な花です。

特別栽培の田圃も張っていた水を払いました、田圃の中の環境が変わるので水草系の雑草は枯れると良いのですが。


7/23(金) 大暑。

今日は大暑、暦の上で一番暑い日です実際、梅雨明け後日照り続きで酷暑が続きます。でも、この太陽の光を一杯浴びることによって美味しいお米が出来るのです。と言う訳で夏は夏らしい方がいいですね。

            
                     花の名前は解りません。

写真の花は川辺に咲く花で子供の頃花の蜜を友達と一緒に吸ったの思い出す懐かしくなる花です。


7/21(水) 穂肥時期。

田植の早い田圃では、そろそろ穂肥えの散布時期となります。穂肥、字の通り、穂を肥やす為の肥料なのですがコシヒカリの場合丈の伸びる時期と重なり丈が伸びれば倒伏の率も高くなるので安易に散布できません。

             
                   隣の稲と比べると葉色が濃い。

今年は梅雨の間降水量が多く気温が高かったためか、例年以上に稲の丈が高くまた、家の場合有機質肥料を入れているので肥料が後効きするのでよその稲より葉色が濃いのでしばらくの間は様子見です。


7/19(月) ヒエの見分け方。

田の草取りも稲がだいぶ伸びたのでそろそろ終わりにしなければなりませんがひどい所が残っているのでもう少し掛かりそうです。雑草の中でヒエは稲と区別が付き難く、疑わしいものは取るようにしています。

            
                        右が稲。

見分け方としては稲の葉の付け根には髭がありヒエには無いのですが丈が60cmを越える頃から髭のあるヒエも出てきて良く確認しないと間違え易くかといって時間も掛けられないので触った感じで判断たまには間違いもあると思います。


7/16(金) ツバメの巣立ち。

今朝早くからからツバメが騒がしく何だろうと巣を覗きに行ったら子ツバメが一斉に外へ飛び立っていきました、もうビックリです!

            
                        空っぽの巣。

ツバメの成長は早くてビックリ半月位で巣立ちなんですね。美味しい綺麗なお米が出来るように田圃の害虫をいっぱい食べてください。


7/13(火) 夏祭り。

今朝の新聞の折込に、しおざわ祭りの花火の番付表が入っていました。早いですねもう夏祭りです、祭りは13日〜16日。







企業より個人グループの花火が盛大のようです。

















祭りが終わった頃が田圃では穂肥え時期となります。


7/12(月) 一日雨。

今朝も少しぐらいの雨もなんのその張り切って田の草取りに出ましたが30分もしないうちに大粒の雨、びしょ濡れになりながら引き返しました。

            
                     恨めしい雨でした。

結局一日降ってました、例年であればそろそろ梅雨明けの時期になりますが今年はどうなりますか?これからの天候が稲の作柄に一番影響します、美味しいお米が出来るようにスパッと梅雨明けしてもらいたいものです。


7/10(土) オニヤンマ。

今朝は、慣行栽培の圃場にイモチ防除をしました。

             
                       AM7:30時頃です。

昨日から今朝に掛けてモノスゴイ量の雨が降ったようです。イモチ防除する田圃に朝一番に水を掛けて準備をしようと田圃をぐるっと一周したのですが、中干し中で水が無いはずが全部の田圃に適量の水がありました。で、早々に散布作業です。今日のこの辺の天気予報は一日曇りとなっています。8時頃、畔でまたトンボの脱皮を発見!今度はオニヤンマです。

             
                    羽がピンとして何時でも飛び立ちそうです。

今年も田圃の作業中蚊の被害に遭っているんですが、田植の頃からトンボを数多く見かけているので蚊などの害虫退治に期待してま〜す。


7/8(木) 田圃の中。

今朝は久々の晴れの予報で朝、田の草取り作業中にトンボの羽化を見つけました。今年トンボの羽化を見るのはこれで二回目ですが前回も晴れの日でしたトンボも予報が分かるようで晴れの日を選んで羽化しているようです。

            
                    2cmくらいの抜け殻です。

家の田圃もよくみると色々な生き物がいます。今年見たのを思い返すと、ヒル、タニシ、ドジョウ、オタマジャクシ、水カマキリ、ゲンゴロウなどの水生昆虫です、それを餌に蛇、鴨、鷺などもやってきて一つの生態系が出来ているようですね、何れも作業中に見かけるのでなかなかカメラには収められません。


7/4(日) 二回目の畦草刈

今朝は7時にサイレンが鳴って市内一斉の防災訓練です。農家としてはこの忙しい時期にと思うのですが、集合場所の村の公民館へ参加しました。訓練終了後早々に家に帰って畦草刈を始めました、自分の計画では畦草刈はまだ早いのですが畦に生えたヒエの一部にもう穂が付いていたので仕方ないです。

              
                      刈ってみると意外と伸びていました。

一日小雨交じりでびしょ濡れになりながらの作業ですが日照りの暑さよりはまだましかなてとこですね。


7/2(金) 燕の親子。

3〜4日前から家の車庫の燕の巣から雛の鳴く声がするので気になっていました、今日初めて確認!5羽いました。家で燕の雛を見るのはしばらくぶりで20年以上は見ていません。家もそうだったんですが燕が巣を作ると戸やシャッターを閉められないし、糞の始末もしなければならないので敬遠しているんです。

             
                         親燕が餌を運んできました。

雛の成長は早くもう巣が狭苦しいように見えます。農家にとって燕は虫を食べてくれるので大事にしなければと思うのですがね、可愛そうですが作業所はシャッターは閉めっぱなしで巣は掛けられないようにしていますでも今年から家の方は巣を作れるように開放しました。


7/1(木) キン脱ぎ一日?

今日から7月、早いもので半年が過ぎてしまいました。7月1日は蛇の脱皮のことを指す言い方でキン脱ぎ一日と、この辺では言います。梅雨中ですが日中は晴間が広がりました、神社では7/1のお祭りがあったので助かりましたが夕方は夕立です。


         6/29                   6/30                    7/1

梅雨時期、紫陽花は元気です、日を追うごとに色を変え全体が大きくなっていくようです。私も負けずに美味しいコシヒカリがいっぱいできるように毎朝田の草取りに精を出しています!!

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