おざわコシヒカリ
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お米の乾燥について

はさかけ、天日、自然乾燥
刈り取った稲を木と木の間の、はさに掛けて天日で
乾燥させる。
機械乾燥
コンバインで刈り取った籾を、タンクに入れて熱風で
乾燥させる。
 はさかけの利点は脱穀してないことと天日により、さらなる登熟(天候によるバラ
ツキ有り)が期待できることです、同じ米で天候的な好条件があえば、旨みが増す
と思います。ただ生産者からすると、機械乾燥の利点を利用してよりおいしいお米を
生産したほうが良いと考えます。

 機械乾燥は天候に左右されず均一な乾燥が出来、水分調整(例、すぐに食べる米は
15.3%保存用は14.8%)が可能、近年,遠赤外線利用でより天日干しに近くなりました。
また、コンバインで刈取り適期を逃さず短時間での刈取りが可能、その場で脱穀するの
で藁を土壌に100%還元しています。一方、はさかけは天日に干した外側と内側では乾
燥がばらつく、晴天が続けば胴割れ、雨が続けばカビなどによる品質低下、乾湿の繰り
返しでエキスが抜けて刈り遅れ米と同じとなります。さらに作業期間の長期化による刈り
取り遅れの懸念、藁の還元作業の追加などがあげられます。
子供の頃、はさかけでやっていましたが今思うと非常に難儀な作業の思い出があります、
はさかけは、ほとんど手作業なので限られた少量の生産しか出来ないことへの希少価値
ばかりが先行しているように思います。



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高橋農事 高橋郁朗